大きなる手があらはれて昼深し上から卵をつかみけるかも 北原白秋 おおきなる/てがあらわれて/ひるふかし/うえからたまごを/つかみけるかも 第二歌集『雲母集』(きららしゅう、大正4年)の歌。 三句切れ。意味は、 大きな手が現れて、しんかんと真昼間…
雉子焙かれつつ昇天のはねひらく 神無き母に二まいのてのひら きじやかれ/つつ しょうてんの/はねひらく/かみなきははに/にまいのてのひら 塚本邦雄 第四歌集『水銀伝説』収録歌。 上句を見た瞬間、かっこいい、と思ったのですが、下句が難解で、ぶっち…
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